

プロフィール

冷水 乃栄流(ヒヤミズ ノエル)
作曲家
1997年生まれ、和歌山県出身。東京藝術大学大学院修士課程作曲専攻修了。これまでに作曲を森川隆之、鈴木純明の各氏に師事。
第30回 芥川也寸志サントリー作曲賞にて《Not Found for Orchestra》が最終候補となり聴衆賞を受賞、第89回日本音楽コンクール作曲部門第2位(オーケストラ)を受賞。さらに《十七絃箏と室内オーケストラのための「ナースログ」》で東京藝大 Art Fes グランプリ(大学長賞)を受賞するなど、管弦楽作品と邦楽器作品の双方で評価を重ねている。和歌山県橋本市文化奨励賞(2021)、和歌山県文化奨励賞(2022)、大桑文化奨励賞(2024)を受賞。
いずみシンフォニエッタ大阪より委嘱を受けるほか、東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)により吹奏楽作品《Sparkling for WindOrchestra》が演奏される。自治体事業としては、和歌山県橋本市「市制20周年記念式典」に作曲・編曲で参加。
国際的にも活動の射程を広げ、Momenta Festival X(ニューヨーク)で作品が紹介されたほか、2025年ニューヨークで開催されたMusic From Japan Festivalでは招待作曲家として特集され、室内楽作品《TOKYO Overflow》の世界初演を含む複数作品が取り上げられた。
邦楽器領域では、ANAグループ AirJapan のBoarding Musicに作品が採用され、NHK「にっぽんの芸能」にて箏合奏曲《脆性ノスタルジア》が演奏されるなど、邦楽器の自然な音色を活かした現代的サウンドデザインも注目を集めている。箏作品のレパートリーに《脆性ノスタルジア》《桜フラグメンツ》《夕立の祝祭》など。また、尺八奏者・藤原道山の委嘱により、藝大フィルハーモニア管弦楽団および指揮・山田和樹による尺八協奏曲《風は花となる》を発表し、2026年3月7日放送予定のテレビ朝日「題名のない音楽会」で紹介される。
鮮やかな音の色合いと、きめ細かく透明感のある響き、邦楽器の自然な音色を生かした音づくりを軸に、聴き手に情景が立ち上がるような時間を描く。
楽譜はブレーンより《脆性ノスタルジア(吹奏楽版)》《飛翔/追想(フルート四重奏)》が出版されている。現在、昭和音楽大学・同短期大学非常勤講師。2026年4月、名古屋フィルハーモニー交響楽団 第5代コンポーザー・イン・レジデンスに就任。
