• WORKS

    各作品の詳細な情報と楽曲解説です。

    https://www.izumihall.jp/schedule/20240210 いずみシンフォニエッタ大阪 第51回定期演奏会 「和洋感応 —愉悦の流域」 日時:2024年2月10日(土) 飯森範親(指揮) いずみシンフォニエッタ大阪  
    続きを読む...
    10 février 2024
    今回の作品では、箏特有の奏法に焦点を当て、独奏箏とオーケストラの関係性の中でその音響を観察する。楽曲は3楽章から構成される。   Ⅰ.摺る(する):Rubbing 1楽章は人差し指と中指の爪の裏側を隣り合う2本の絃にあて、絃に沿って摺る、「摺り爪」という奏法を中心的に構成される。箏独奏による摺り爪から音楽は始まり、そのホワイトノイズを模倣・複製するようにオーケストラは微細なノイズを塗り重ねてゆく。 Ⅱ.流す:Flowing 2楽章においては、グリッサンドを中心とした下降音型に焦点を当てる。オーケストラには半音階による下降音型を採用し、箏に設定された複合的なペンタトニッ...
    続きを読む...
    10 février 2024
    【編成】 2-2-2-2,4-2-3-1,1timp, 3percs, 1pf, 1hp, STRINGS 【解説】 本作では滅んだ世界の「レクイエム」という架空の設定を与えることにより、 オーケストラを時空間的に解体することを試みた。 そのような発想を原点とし、合唱不在のオーケストラの過剰な分割、「レクイエム」の音楽的素材の異化、 また西洋伝統音楽の文脈から遠距離にある音楽的素材を高密度かつ過剰に貼付することによって、 各奏者の身体性・オーケストラの伝統的社会性の解体、また「レクイエム」の歴史的文脈からの剥奪が行われる。 その結果、音楽はミクロかつマクロに二重の周期性...
    続きを読む...
    委嘱:上原雅史初演:2023年3月8日 @ムジカーザ (ソプラノサックス:上原雅史、ピアノ:石川武蔵) 作曲:2022年 Overgrowth:過度の成長・育ちすぎ 本楽曲は2楽章からなる。両楽章には「Overgrowth」という言葉に表されるイメージが潜んでいる。植物のツタが伸び、建物を覆ってしまい、そこに花が咲き乱れる。 【1楽章】 キラキラと輝くピアノの断片から、薄く透明なサックスが芽を出し、ツタを張り巡らせるように音の世界が広がってゆく。大きく膨らんだのち砕け散り、美しく儚い記憶の断片が残る。 【2楽章】 急速なリズムに乗り、さまざまなリズムやメロディが顔を覗かせるが、すぐに形を...
    続きを読む...