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    各作品の詳細な情報と楽曲解説です。

    January 31, 2026
    委嘱:上野浩子 初演:ウエノヒロコ 箏コンサート(ふきのとうホール、2023 年 5 月 21 日) ■編成:箏独奏 ■演奏時間:10分30秒 [曲解説] 六花(りっか)、雪の別名。 本楽曲は 2 楽章から構成される。 1 楽章:冷たく鋭い響きと淡く溶けゆく雪の対比。 2 楽章:徐々に姿を表す雪の結晶。
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    January 28, 2026
    演奏時間/約8分50秒 委嘱/和歌山県立橋本高等学校邦楽部 ======= 子どもの頃、夕立が嫌だった。雷は怖いし、遊ぶのを邪魔されるような気がした。 その嫌な気持ちはいつ頃小さくなっていったんだろう。 夕立はこの世界が一変する出来事だと思う。雷雨が景色を包み込み、その場所を自分たちが知らない景色へと変貌させる。そして、暑気が払われ、夕暮れの涼しさが残る。ひぐらしの鳴き声、ジリジリとした暑さの旧世界的な余韻。さっきまでいた世界とは違う新しい場所だ。 漫然と続くと思った世界が揺り動かされ、にわかに訪れる雨の世界。それは泡沫で、とこしえの祝祭。恵みの雨。渇きを癒す歓喜のスコール。路地裏を...
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    委嘱:佐藤 采香 ユーフォニアム:佐藤 采香 箏:森 梓紗 ========== なごり・・・物事が終わった後に残っている気配。 元は【余波】と書き、「打ち寄せた波が引いたあと、なぎさのあちこちに海水・魚・海藻」や「風が静まったあとも、しばらく波が静まらないこと」を指したそうだ。 そして、「名残りの花」とは、散り残った桜を言い表した言葉。それはとても切なく、美しいものだと思う。上代も、今も、人類が滅んだのちも訳もなく、静かに散り損ねた桜。 わたしたちにも、残花のように不思議と忘れられない記憶がある。 恋人と交わした言葉。商店街のお店。公園のブランコの冷たさと軋み。朝焼け...
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    June 29, 2025
    Commissioned by Music From Japan World Premier: Music From Japan 50th Anniversary Festival 2025 New York “CURRENT SOUNDS JAPAN V” Victor Borge Hall, Scandinavia House, NYC, America [Instrumentation] Flute (doubling Slide Whistle in mov.1, Bass Flute in mov.3) Violin Violoncello Piano ...
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